黄斑円孔について
黄斑円孔とは?
黄斑円孔とは、黄斑部の網膜に穴があく病気です。
黄斑円孔の初期には、ものがゆがんで見える変視症や視力低下が生じます。
さらに進行すると、視力低下は著明となり中心暗点が生じます。
治療は硝子体手術を行います。術後はうつぶせの姿勢が必要になる場合があります。
発症後長期間経つと視力の回復が悪くなるため、早い時期に手術をした方が視力の回復が良くなる傾向があります。
網膜に付いている硝子体を切除、内境界膜を除去し、眼内にガスを注入します。手術後、うつ伏せの姿勢を保つことによって、ガスで圧迫し穴を閉鎖させます。
発症から時間が経つと治療が困難になります。