網膜静脈分枝閉塞症について
網膜静脈分枝閉塞症とは?
網膜の静脈が閉塞してあふれた血液が出血となって網膜の表面に広がる疾患です。糖尿病網膜症と同様、眼底出血を起こす原因のひとつに挙げられます。
血液の流れが悪くなると静脈からあふれた血液が網膜の表面に広がり、眼底出血となったり、網膜内に閉じ込められ網膜の腫れを起こしたりします。
血管が詰まる部分によって、症状は異なります。視力がほとんど失われてしまうこともあれば、気付かない程度の視力低下だけの場合もあります。
年齢が高いほど起こりやすく、加齢が大きな要因と考えられています。
視力低下は、わずかなものから高度(0.1以下)なものまで症状により様々です。
治療は症状によって異なります。
主に経過観察、薬物治療、レーザー光凝固術、硝子体手術などを病状に合わせて、組合せて治療を行います。