- 硝子体疾患について
- 硝子体手術当日の流れ
- 硝子体手術後の注意点
- 硝子体手術費用の目安
手術を受けるまえに
手術の前日までに、詳しく診察を行います。合わせて、手術に向けた様々な検査も行います。
- 白内障手術を同時に行う場合は、眼内レンズの度数を決定するための検査などを施行いたします。
病気の状態を把握し必要な情報を得たうえで、手術の日程を決めます。
硝子体手術当日の流れ
ご来院
指定の時間に医院にご来院をお願いします。(※車の運転でのご来院は避けて下さい。)
来院後、手続きをおこなっていただき、当日のスケジュールを確認します。
手術当日に発熱など体調不良の方は無理せずお申し出ください。
手術前の検査・点眼
目薬(散瞳剤)を入れて瞳孔を開きます。
血圧測定・眼圧測定などの検査をおこない当日の体調を確認します。
万が一、血圧などに問題がある場合は、薬を投与して安定させます。
手術開始
手術自体は30分~2時間で終了いたします。(個人差はございます。)
- 局所麻酔をおこないます。
- 白内障の方は最初に白内障手術をおこないます。
- 小さな孔を白目の部分に3か所あけます。
- 3か所の孔から、「眼球内の圧力を保つため灌流(かんりゅう)液」「眼内を照らす照明ファイバー」「硝子体内の出血を吸引したり、剥がれた網膜を元に戻すための吸引カッター」を入れます。
- 硝子体の切除をおこないます。
- 硝子体切除後に疾患に合わせた手術を行います。
(網膜剥離手術の場合には、空気を注入します。必要な場合は、特殊ガスやシリコンオイルなども注入します。)
術後
回復室にてしばらく安静にしてください。
眼軟膏を点入して眼帯をします。(※翌日の診察まで、眼帯は取らないで下さい。)
術後の説明を受けていただいた上での、ご帰宅となります。